いしじでおこなうタオル作業にも色々な種類がありますが、
今日は「のしポリ入れ」を紹介します。
均一に畳んだタオルにのしを巻いて袋入れをする「のしポリ入れ」は、
いしじのタオル作業のなかでも大きな割合を占めます。
商品によっては数万枚をこなさないとならない時もありますが、
年中たずさわっている作業ですので、利用者さんの得意な作業ともいえます。
タオル会社からお預かりしたタオルです。1袋10ダース(120枚)の状態であることが多く、
1袋でも重たいですが、袋を破かないように生地置き場まで慎重に運搬します。
完成までの工程は分担してこなしていきます。
まずはキレイな仕上がりの肝ともいえるタオル折りです。
長さ、幅、見た目を考慮して、あえてずらしたりしながらたたみます。
次にのしを巻き、テープをとめていきます。
のしが中央にくるようにのしを巻き、上下からはみ出る生地のバランスなど、
気をつけるポイントを確認した上で、テープどめします。
最後に枚数をきちんと確認し、帯や袋で梱包していきます。
取引のあるタオル会社さん対しても、その先にいらっしゃるお客様に対しても、
気持ちよく受け取ってもらえるようキレイに仕上げることを日々こころがけています。