5月13日に第1回目の陶芸クラブを開催しました。
陶芸の技法にはいくつか種類があるそうですが、初回は「たたら」という技法で創作をしています。クラブ活動は限られた時間(1時間)しかありませんので、あらかじめ板状に成形した粘土を用意していただきました。その粘土は水分を含んでいる状態で管理されており、すぐに創作に取りかかることができました。
短い時間でしたが、いくつかの工程を無事やり終え、利用者さん、家族の方、職員が思い思いの器をひとつ作りました。出来上がった作品は乾燥させた後、先生の釜で焼いていただきます。「釜の扉を開けた時、予想していなかったような出来上がりになっているところが陶芸の醍醐味のひとつです」と仰っていましたが、クラブに参加された皆さんも次のクラブが待ち遠しく、楽しみにされているようです。
クラブを開催するにあたって、原先生にはいろいろな準備や配慮をしてくださり、本当にありがとうございました!
以下、クラブの様子を画像で紹介します。
↓板状の粘土に湿らせた新聞紙をはさんで、湿度を保っています。信楽の土とのことです。
↓型枠を当てて、その形に粘土を切っていきます。
↓立体的に形作る際につける糊を粘土で作ります。
↓切り込みを入れた粘土を起こし、立体的に仕上げていきます。
各自、焼き上がりの希望の色(黄、緑、青)を伝えています。
↓画像では見づらいですが、器内部に柄のついた判を押して自分だけの模様をつけています。
↓1時間で作品を仕上げられるように段取りをしてくださり、無事今回の目標の工程を仕上げました。