第七回陶芸クラブ

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12月は作業が一年で最も忙しい時期ですので、2025年のクラブ活動は11月で終了となります。

今回の陶芸クラブは今年習ったことの集大成として「ひもを利用したたたらの手法」に取り組みました。目標とするのはリクエストの声が多かったカレー皿です。先生からは、ひもづくりが出来るようになれば今後の陶芸の幅が広がってくるというアドバイスをいただいたので、その点を意識して皿づくりを行っています。

皆さんこれまで作った器に愛着をもって実際に使っているとのことで、今回もこだわりをもって陶芸を楽しんでいました。

以下、本日のクラブ活動の様子です。

使用する型紙はこれまでの中で一番大きいサイズです。

image3 (49)陶芸11型紙セット.jpeg

今回の型紙でつくるカレー皿の見本です。

image4 (38)陶芸11先生見本.jpeg

まず初めにへらで粘土の厚さを整えて表面をなめらかにします。その後、型枠に沿ってカットして、皿の底となる部分にあらかじめ名前を書いておきます。

image7 (25)陶芸11最初のへらならし.jpeg

image6 (28)陶芸11型枠切.jpeg

image5 (39)陶芸11裏名前書き.jpeg

上のものとは別の粘土でひもづくりを行ないます。ころころ転がしながら均一になるようにひもの形にしますが、ひもの厚さで器の深さが変わってきますので、完成品をイメージしながらの作業になります。

image0 (84)陶芸11ひもづくり団子ころころ.jpeg

皿の底面周囲に片栗粉を軽くつけます。ひもが皿本体とくっつかないようにするためです。

image2 (60)陶芸11片栗粉とひも.jpeg

片栗粉部分をひっくり返し、皿の表面が上にくるようにします。

image3 (51)陶芸11ひっくり返したあと.jpeg

ここから皿の形をつくっていきます。ひもの形状を利用して指で押したり、縁を起こしたりして形を整えていきます。

image5 (40)陶芸11ふちおこし.jpeg

形ができあがったら、高さをそろえるために弓状の糸を使って縁をカットしたり、はんこなどを使用して装飾をほどこしたりします。

image4 (39)陶芸11ふちぎり.jpeg

image6 (29)陶芸11はんこ.jpeg

完成品はいつも通り先生に焼き上げていただきます。

image7 (26)陶芸11完成品.jpeg

最後に前回作品が焼き上がりましたので紹介します。皿だけでなく箸置きなどの小物類などもありますが、特に色の希望がないものは先生が考えてゆう薬を塗ってくださるので、遊びで粘土を丸めたようなものでも見違えるようになっていました。

image0 (83)陶芸11前回作品皿.jpeg

image2 (58)陶芸11前回作品○.jpeg

image1 (63)陶芸11前回作品飾りもの.jpeg

冒頭でも言いましたが、今回で2025年の陶芸クラブは終了です。来年初めてのクラブは1月13日の開催を予定しています。皆さん、おつかれさまでした。来年もよろしくお願いいたします。